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ヒト・コトを知る

主体性が育つ組織とは？二人のPMが語るDATUM STUDIOのリアル

Tatsuya.E　Hiroshi.I
Tatsuya.E　Hiroshi.I
データエンジニアリング本部
データエンジニア2部

対談メンバー

DATUM STUDIOには多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが集い、互いに刺激し合える環境で新しい価値の創造に挑んでいます。
今回は、大手通信系ITベンダー企業出身で現在データエンジニア2部で部長を務めるTatsuyaさんと、SIer出身でTatsuyaさんの部でグループリーダーを務めるHiroshiさんに、プロジェクトを通じてともに働く中で見えてきた「DATUM STUDIOらしさ」について伺いました。

部門のカルチャー

異なるキャリアを歩んできた二人の出会いと、現在の信頼関係

お二人は同じ部署ですが、出会いはいつ頃だったのでしょうか。お互いの第一印象について教えてください、お互いの第一印象はいかがでしたか？

Tatsuya　出会った当初は穏やかで温和な方だなという印象でした。実際に会議でご一緒して、その人柄がチームの雰囲気を良くしていると実感しました。特に若手や中途入社のメンバーが話しやすいように場の雰囲気を和ませる力は、素晴らしいと思います。

Hiroshi　私は社内イベントでTatuyaさんが表彰されているお姿を拝見して「実績があるすごい方なんだろう」と思ったのが第一印象です。実際にお話してみるとフランクで相手に安心感を与えてくださる方で、プロジェクトでもその存在にとても助けられています。

お互いに「穏やか」「安心感」という共通の印象をお持ちだったのですね。その安定感やバランス感覚は、お二人がこれまで歩んでこられたキャリアと関係があるのかもしれません。前職時代に、ご自身の「キャリアの転機」となった経験があれば教えていただけますか？

Hiroshi　前職でもデータ基盤やBIツールを扱っていて、データベーススペシャリストの資格を取得したことをきっかけに、データ領域への興味が深まりました。より専門性を高めたいと思う中で自然とデータの仕事に惹かれ、DATUM STUDIOに入社を決めました。

Tatsuya　私は長年エンジニアとして開発の現場にいましたが、ある時コンサルティング業務を担当することになり、クライアントと直接対話する機会が増えました。お客さまの考えを言葉や仕組みに具体化する過程がとても面白く、「開発部門で管理職をしているよりも、現場でお客さまと向き合い続けたい」という考えが強くなりました。この経験こそが私のキャリアの転機になったと思います。

プロジェクトの進め方

「DATUM STUDIOらしさ」を体現する、学びと挑戦の文化

Tatsuyaさんは大手企業から、HiroshiさんはSIerからDATUM STUDIOへ移られました。DATUM STUDIOならではの開発スタイルやカルチャーについて、前職との違いを最も感じるのはどのような点でしょうか？

Hiroshi　メンバー全員、技術に対する「熱量」が圧倒的に高いことです。「業務に必要だから勉強する」のではなく「楽しみながら挑戦する」「新しい技術をいち早くキャッチアップしたい」というスタンスの人が多く、自然に学びの輪が広がっています。

Tatsuya　私もメンバーの学習意欲の高さには驚きました。誰かが新しい技術を共有すると「それ面白いね」「一緒に試してみよう」といった反応が返ってきます。この学びの連鎖こそ、DATUM STUDIOの魅力の一つだと思います。

DATUM STUDIOの挑戦を後押しする社風も魅力的ですよね。

Hiroshi　社内のSlackで常に新しい技術の話題が飛び交い、自然と興味のアンテナが広がりますし、学びの輪に気軽に参加できます。また、何か失敗したとき、それを責めるのではなく「挑戦した結果」と受け止める風土があるため、臆することなく新しいことに挑戦できるのだと思います。

そうした文化のベースになっている「DATUM STUDIOらしさ」やお二人が管理職として心掛けていることなどあれば教えてください。

Tatsuya　たくさんありますが、一つ挙げるなら「フラットな組織」であることだと思います。部門・部署・プロジェクトの垣根を越えて、社内で気軽に「教えてほしい！」と発信できます。さまざまな役割を担うメンバーが自然に助けの手を差し伸べてくれる、これほどオープンな組織も珍しいと思います。

Hiroshi　また、当社は「組織上のグループメンバー」と「プロジェクトメンバー」は同じではないのですが、プロジェクトに関することもそうでないことも、グループでは気軽に相談し合える居場所となるようマネジメントをしています。プロジェクト外でも安心して話しができるメンターのような立ち位置こそ、グループリーダーの重要な役割だと考えています。

大切にしていること

過渡期の面白さと、未来を創る「自由な社風」

お二人をはじめ、DATUM STUDIOには多様なバックグラウンドを持つエンジニアが集まっていますが、どんな相乗効果が生まれていると感じますか？

Hiroshi　Tatsuyaさんの前職、いわゆる大企業で培われた経験はプロジェクトの運営において非常に参考になります。問題が起きないように事前にルールを定めたり、書面でしっかりと合意形成を図ったりする堅実なプロジェクトの進め方は、Tatsuyaさんと一緒に仕事をする中で学ばせてもらっています。

Tatsuya　逆に私は、自分自身のこれまでの経験ややり方が必ずしも正解ではないことを日々実感しています。
前職の時のくせでつい手厚いドキュメントを用意しようとするのですが、クライアントによっては提案のスピードを求められたり、目標値への確実な到達を求められるといったケースも少なくありません。自分の経験値を絶対とせず、プロジェクトやクライアントの特性やニーズに合わせて柔軟に対応する必要があります。その点では、お客さまとの距離感を細やかに見極めることができるHiroshiさんから学ぶことが多く、よく相談に乗ってもらっています。

DATUM STUDIOは今、組織としてどのようなフェーズにあると感じますか？

Hiroshi　まさに「過渡期」だと思います。従来は個々人のスキルセットに依存した属人的な側面もありましたが、今は会社全体でナレッジ共有のための仕組みづくりが進んでいます。組織として完全な状態ではないからこそ、自分たちで創り上げていく面白さがあります。

Tatsuya　 社内でナレッジサイトを構築したり、スキルアップのための様々な制度が整備されており、会社のフレームワークが形になりつつある段階です。まさに“進化の途中”ですね。

メッセージ

あらためて、DATUM STUDIOの一番の魅力について教えてください。

Hiroshi　やはり「挑戦しやすい社風」です。

Tatsuya　「主体的に考え、動くことで成長できる会社」だと思います。誰もがオープンに意見を言い、挑戦できる。それがDATUM STUDIOの最大の魅力だと思います。
そしてDATUM STUDIOがアップデートし続けるためには、「部長に頼らなくても回る仕組み」を作ることも必要だと思っています（笑）。

Hiroshi　なるほど、でも、まさにその通りだと思います。一人ひとりが自律し、ボトムアップで組織を動かしていく。その意識こそが、DATUM STUDIOの自由な文化を守り、成長させていくのだと思います！