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ヒト・コトを知る

可能性を最大化するために
採用グループが描く“制度と風土”とは

Masanori.I Ayumi.O
Masanori.I Ayumi.O 
コーポレートデザイン本部
HR部(中途採用担当)

対談メンバー

Masanori.I
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コーポレートデザイン本部 HR部 チーフ
入社時期:2025年度中途入社
前職:新卒で大手人材会社に入社し、求人媒体の営業としてキャリアをスタート。海外留学後、ITベンチャー企業や人材、EdTech企業で人事を経験。その後、DATUM STUDIOに入社。

Ayumi.0
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コーポレートデザイン本部 HR部
入社時期:2025年度中途入社
前職:新卒で住宅リノベーション会社に入社後、営業から設計・事業開発と幅広く経験。その後、DATUM STUDIOに入社。

支え合う文化

入社1ヶ月半で築かれた絆と信頼

チームとして一緒に仕事をするようになってから、まだ日が浅いと伺いました。

Masanori はい。入社時期は私よりAyumiさんのほうが少し早かったのですが、1か月もたたないうちに信頼関係を築くことができました。彼女は一つひとつの仕事を丁寧に進め、責任感を持って取り組んでくれます。採用候補者さまとの面談も任せていますが、回を重ねるごとに成長を感じ、とても頼りにしています。

Ayumiさんから見てMasanoriさんはどんな上司ですか?

Ayumi とても風通しの良い雰囲気をつくってくださる方です。お互い入社して間もないですが、私自身安心して仕事をすることができています。日々の業務における細かいことも気軽に相談できますし、人事未経験の私にとって学びが多い環境です。働きやすさを整えてくださっているMasanoriさんには、本当に感謝しています。

リモートワークを取り入れながら、チームとして信頼関係を築くことができている秘訣は何ですか?

Masanori 以前の職場は、どちらかというと一人ひとりが自律して業務に取り組む環境でした。それも貴重な経験ではありましたが、私自身はチームで協力し合うスタイルの方がより価値を発揮できると考えています。現在の採用グループでは、Ayumiさんをはじめメンバーと知恵を出し合いながら業務を進められるので非常に面白いですね。私が苦手な事務処理も自然にサポートしてくれるので、互いに補完しながら働ける環境がとても心強いです。

Ayumi リモートワークで働く中でも、チームの一体感を強く感じられることに驚きました。物理的な距離があっても相談しやすく、安心して業務に取り組めています。Masanoriさんはどんなに忙しくても耳を傾け、落ち着いた雰囲気で支えてくれるため、安心感のある上司の存在がチーム全体の信頼関係を深め、雰囲気もより良くなっていると感じます。

主体性を尊重する風土

「任せる」と「挑戦する」各人の姿勢が育むチーム力

チームではどのような体制で仕事を進めているのでしょうか

Masanori:
週2回、中途採用を担当している3名で定例ミーティングを行い、業務の進捗や課題を共有しています。少数精鋭のチームなのでその場で解決できることも多く、効率的に進めることができています。

Ayumi:
定例ミーティングは私ともう1人のメンバーがアジェンダを持ち込み、確認事項や今後の動きを整理するための時間に使うことが多いです。Masanoriさんは細かく指示を出すのではなく、私たちにある程度任せてくださるので、自分で考えて動くことが求められます。

Masanori:
Ayumiさんには入社後のエンジニア定例をはじめ、多くの業務を任せています。自走力があるので安心して任せられますし、その分私も全体を見ながら新しい施策に取り組むことができます。

Ayumi:
裁量を持って働くことができるチームなので、自然と「自分で考えて動こう」という気持ちになります。エンジニアやサイエンティストの皆さんとも積極的に交流するようにしています。例えば、社内には部活動制度があり、他部署の方と業務以外の場で交流を持てる機会があります。他にも懇親会に参加するなど、業務外のコミュニケーションも大切にしています。

エンジニアの方々が自発的に交流の場を持っているのですね。

Ayumi:
はい。エンジニアやサイエンティストの皆さんが自ら勉強会や交流会を開き、チームを超えて会社としての一体感をつくってくれているからだと思います。

Masanori:
エンジニア自身が主体的に学びや交流の場をつくる文化があり、人事が表立って企画しなくとも自然に組織が活性化されています。そうした点も、DATUM STUDIOならではの風土だと思います。

成長できる環境

課題解決に没頭しながらプロジェクトにまい進できる環境

DATUM STUDIOの求人に応募される方は、どのような志向性の方が多いのでしょうか。

Ayumi:
候補者の方と選考の過程でお話していると、ご自身のキャリアと「目指すべき姿」を見据えながら実現のために必要な技術を獲得したいと考える自発的な方が多いです。自社プロダクト開発かクライアントプロジェクトかという点にこだわりを持っている方は少ない印象です。

DATUM STUDIOのエンジニアやサイエンティストの働く環境やプロジェクトの特徴について教えてください。

Masanori:
クライアントプロジェクトがメインの当社では、エンジニアやサイエンティストがプロジェクトに集中できる環境が整っています。役割や経験に応じて業務の進め方に一定の裁量が与えられ、主体的に取り組むことが可能です。そのため、ご自身の知見を活かしながらクライアントの課題解決に貢献できます。

Ayumi:
特定のプロダクトにとどまることなく、クライアントの経営課題に向き合いながら常に新しい課題に取り組める点が大きな魅力だと思います。業界や領域を超えた経験を通じてスキルを広げ、新しい知見を吸収できます。多様な業界・業種のプロジェクトを経験できるため、一つの技術や領域に留まらず成長できる環境だと思います。

まさに課題解決に没頭できる環境ですね。

Masanori:
そうですね。データ基盤開発といっても、クライアントの課題は千差万別ですし業種も異なります。また、最近ではデータ基盤開発だけでなく、その先の「生成AIを活用した業務効率化」など、まだ事例が少ない先進的なプロジェクトも多くあります。新しい挑戦の連続の中で自分のスキルを最大限に活かし、市場価値を高めたいエンジニア・サイエンティストにとっては最適な場だと考えています。

Ayumi:
最先端の技術を駆使し課題解決を重ねる面白さこそが、DATUM STUDIOにおける仕事の魅力です。成長機会が圧倒的に多い環境で、スキルとキャリアの可能性を広げることができます。

キャリアを描ける仕組み

キャリアパスの可視化と本質的な成長支援を

今後、採用グループとして、どのような人事施策に取り組んでいきたいですか?

Masanori:
まだ入社して間もないので、これから形が変わっていく可能性もありますが、エンジニアやデータサイエンティストが自分のキャリアをしっかり描けるような仕組みをつくりたいと思っています。
たとえば、「このスキルが身につけばデータサイエンス案件に入れる」「このレベルまで成長したらAIプロジェクトを担当できる」といったように、必要なスキルや知識を可視化して、キャリアの道筋を明確にしていくイメージです。

Ayumi:
私の前職ではキャリアチャレンジ制度という、社員がライフプランに合わせてキャリアアップやキャリアチェンジができるものがありました。一度は退職を考えた同僚が、その制度を活用して別の部署で生き生きと活躍する姿を見て、「人の力を活かす柔軟な制度が会社には必要だ」と実感しました。

Masanori:
たとえば「このプロジェクトは難易度が高いですが、挑戦したい人はいませんか?」と社内公募を行い、応募者が自分のスキルやストロングポイントをアピールしてアサインを決定する仕組みが実現できないか考えています。

社内の雰囲気もより活性化しそうですね。

Ayumi:
そうですね。「あのプロジェクトに挑戦するには、どんなスキルが必要か」といった具体的な目標が生まれます。ロードマップが明確になれば学習意欲も高まりますし、組織全体の成長につながると思います。

Masanori:
社内にはSnowflakeをはじめとしたデータ領域のプラットフォームに精通した優秀なエンジニアやサイエンティストが多数在籍しています。
プロジェクトの難易度や必要スキルを明確にすることで、より具体的にイメージができ、アサインの基準もわかりやすくなります。仮にその時アサインされなかったとしても「次のチャンスまでに、この資格を取ろう!」と前向きに取り組めます。将来を見据えて人事制度を整え、アップデートしていくことで、社員の定着率や持続的な事業成長につなげたいと考えています。