
magezine
ヒト・コトを知る
最新技術に積極的に触れ
自身のスキルを日々練磨する
データエンジニア部
データエンジニア3グループ
GL(グループリーダー)
2019年度中途入社
前職 ソフトウェア開発会社にて各種開発業務に従事
自己紹介
社内外のイベント登壇も精力的に行う
データエンジニアとして、主にデータ基盤の開発および新規構築を担当しています。データに関する新しい技術を常にキャッチアップし、それをお客さまに還元して価値を生み出していくことが私たちの役目です。
現在はリードエンジニアを任されており、案件ごとにシステム構築で活用するプロダクトの選択や、どのプロダクトを組み合わせるかというアーキテクチャの設計といった技術的な部分の選定を行っています。さらに、組織ではGL(グループリーダー)も担っており、チームのメンバー一人ひとりと1on1ミーティングの時間を定期的に設けるなど、皆が安心して働ける雰囲気作りも大切にしているところです。
ありがたいことに最近では、社内外のイベントやセミナーに登壇する機会も多くいただいています。元来私は緊張しいで、素顔で人の前に立つことに抵抗があったため、何かいい策はないかと考えて作ったものがこの被り物です。何となく好きだった、深夜のテレビ放送終了後に流れる「カラーバー」をイメージしたもので、人前に出るときはいつもこれを被っています。
昨年(2024年)と今年(2025年)は、世界中のSnowflakeユーザーが交流するコミュニティで活躍した人に贈られる「Snowflake Data Superheroes」に2年連続で選出されるという、非常に嬉しい出来事がありました。選出された人はアメコミのヒーロー風のイラストにしてもらえるのですが、私は被り物を装着した姿で描いていただきました。緊張対策として取り入れた被り物が結果的に私のブランディングとなり、社外の方にも名前を覚えていただけるようになったので、副産物とはいえ一石二鳥以上の効果を感じています。

経歴
自由な社風と社員の情熱が入社の決め手に
今までのキャリアを教えてください。
学生時代は数学専攻で、代数学を学んでいました。大学院卒業後は数学を活かせる企業で働こうと考え就職活動をしているときに出会ったのが、電気解析に関する知識を要する回路設計CADのソフトウェア開発会社です。「電気解析も数学だし、数学を専攻していたあなたならできるんじゃないか」という言葉を選考の場でいただき、専門領域の違いはあったものの、おもしろそうだからやってみようと入社しました。
そこではソフトウェアエンジニアとして7年間勤務し、回路設計ソフトウェアの設計と開発を担当しました。このとき身につけたプログラミングや設計書作成、テストなどのハードスキルは、DATUM STUDIOに転職した現在も存分に活かせていると感じています。
DATUM STUDIO入社の経緯を教えてください。
前職では仕事を楽しむ一方で、学生時代に培った数学の知識を活かせる仕事にチャレンジしてみたいという気持ちが徐々に大きくなっていきました。そこで数値計算や最適化など、数理系の業務に携わることができる会社への転職活動を決意。転職活動の中で候補に挙がった会社の一つが、DATUM STUDIOでした。
選考が進みオフィスを見学した際、エンジニアが参考書を片手に熱く議論を交わしながら仕事を進めている姿を見かけ、積極的に意見交換ができる自由な社風と働く人の熱意に感銘を受けました。DATUM STUDIOには、技術に情熱を持った探求心のある人が集まっていることを確信し、私もここで働いて成長したいと思い入社を決めました。
入社後はデータ基盤の開発業務をメインにデータの集計や抽出、ダッシュボードの構築、機械学習のエンジン運用など、さまざまな業務に携わりました。SnowflakeやTableauなどデータプラットフォームの各領域に精通したプロフェッショナルな同僚たちと仕事ができ、私の知識領域も経験の幅も非常に広がったと実感しています。

DATUM STUDIOでのやりがい
苦手と向き合い、自らの手で世界を広げる
DATUM STUDIOならではのやりがいを教えてください。
やはり新しいプロダクトや技術、概念に思う存分触れられることです。私は、自分の知識量や経験値を増やすことにおもしろさを感じる性格なので、この点は非常に魅力を感じます。DATUM STUDIOはSnowflakeやdbt™といった、データクラウドを提供するさまざまなグローバル企業とパートナーシップを結んでいるため、日本ではまだ実例がないようなツールを使って事実検証をしたり、時にはリリース前の機能をいち早く体験させていただいたりと、貴重な体験ができるのです。そのおかげで、お客さまに最先端の技術を取り入れて提案することができ、実際非常に喜んでいただいています。
また、「超人」と言えるほどのものすごい技術知識を持ったメンバーと働けることも、DATUM STUDIOならではのメリットではないでしょうか。これは入社して数年経ったあとで気づいたことですが、普段社内で何気なく質問してやりとりしていた人が、実はデータ業界でトップクラスの知見を持っている方だった、ということがありました。こんなにすごい人と働いていたのかと驚いた経験が何度もあります。このような恵まれた環境で仕事ができていること自体が、自分自身のレベルアップに確実につながっていると思います。
DATUM STUDIOに入社し、成長を感じられたことを教えてください。
前職では単品のプログラムを作っていたのですが、DATUM STUDIO入社後は規模の大きいシステム開発に携わるようになったため、純粋に技術力を上げることができたと感じています。データエンジニアリングにおいて多岐にわたる領域に触れられていることも、技術力が向上した要因の一つだと思います。
また、自身のコミュニケーションスキルにおいても、非常に成長できたと感じています。DATUM STUDIOでは、コンサルティングにもエンジニアが深く関与するため、お客さまと直接コミュニケーションを取る機会が多くあります。対話力はスムーズなプロジェクト進行を左右する大事なスキルセットの一つですが、私は前言のとおり緊張しいで人とコミュニケーションを取るのが苦手な性格でもありました。そこで、人前で話す経験を積むことでその苦手意識を克服しようと、同僚と積極的に話をしたり、社内のLT会で発表したり、自分なりにコミュニケーションスキルを磨きました。そして気がつけば、社内外のさまざまなイベントに登壇させていただけるようになっていました。必然的に人とのつながりも増え、視野が驚くほど広がりました。それまでは人前に立って話すなど想像もできないことだったので、これはDATUM STUDIOに入社してからの一番の変化と言えるかもしれません。

DATUM STUDIOで描く未来
卓越したエンジニアを目指して
最後に、今後やってみたいことや実現したいことを教えてください。
特別なキャリアアップは特に考えておらず、ただひたすらにエンジニアとしての能力を高めていきたいと思っています。次から次へと新しい技術が登場するこの世界では、常に学ぶ姿勢が問われます。今後も新しい技術や概念に臆することなく楽しんで飛び込み、社内の「超人」たちに負けないよう、もっともっと強く、卓越したエンジニアに成長していきたいです。
DATUM STUDIOは、最先端の技術に触れられるのはもちろんですが、技術習得をサポートしてくれる制度も整っており、私のようにスキルアップを目指したい方にとっては非常に恵まれた環境です。例えば国内の勉強会やイベントへの参加だけでなく、海外のテックカンファレンスにも参加できるチャンスをもらえますし、「この技術を使ってみたい」と声を上げれば、その意思を汲み取ってもらえます。つまり、自分の意欲と行動次第で、いくらでも躍動できます。
現在のDATUM STUDIOは、間違いなくデータ領域の最先端とコアにいます。今持っている技術力以上に大切なことは、新しい技術を積極的に学び、自分の武器にしていく姿勢だと思います。そんな向上心のある方にぜひ入社いただきたいです。最先端を共に突っ走っていきましょう。
IN FUTURE