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ヒト・コトを知る
リノベーション業界からITの最先端へジョブチェンジ
人事未経験が挑む“共創性”の高い組織づくり
HR部
2019年、新卒で住宅リノベーション会社に入社。ショールームでの接客を経て設計施工部門に異動。その後、プラットフォーム開発部門でメディアサイトの運営・人材紹介事業の立ち上げなどの経験を積み、2025年5月よりDATUM STUDIOにジョイン。人事1年目として日々奮闘している。
自己紹介
データと先端テクノロジーで社会課題解決をリードするDATUM STUDIO株式会社。今回は2025年5月に入社し、HR部・採用グループで中途採用を担当するAyumi.Oさんへのインタビューです。前職で年商1億円規模の新規事業を立ち上げた経歴を持つ彼女が、なぜ未経験のIT業界、そして人事という職種に挑戦したのか。入社前に感じた「心地よいギャップ」と入社後に実感する「安心して挑戦できるカルチャー」について、人事担当者の視点から同社のリアルな魅力と展望を語っていただきました。
これまでのキャリア
“ものづくり”から始まったキャリア
これまでのキャリアについて教えてください。
大学では建築を専攻し、「形に残るものづくり」に惹かれて住宅リノベーション会社に新卒で入社しました。営業、設計、そしてWebメディアの運営と幅広い業務を経験し、中でも人材紹介事業の立ち上げは大きな挑戦でした。採用する側・される側、双方の視点を深く理解しながら事業を成長させた経験は、私にとって大きな糧になっています。

事業を立ち上げ、年商1億円へ。事業を創る視点を身につける
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
新卒で入社後、まず営業部門に仮配属されました。銀座のショールームでリノベーションの検討・体験のために来店されたお客さまへの接客や、住宅購入に関するセミナーの運営などを担当しました。
半年後、学生時代の専攻に応じて正式に配属先が決まり、理系を専攻していた私は設計施工部門に異動となりました。そこでは進行中の物件の現場巡回や進捗管理、お引き渡し後のお客さまへの追加工事のご提案、さらに不具合のメンテナンス対応など、より専門的な業務に携わりました。時には厳しいご意見をいただくこともあり、お客さまの「住まい」という人生の大きな買い物に深く寄り添う仕事の責任の重さを実感しました。
設計からWebメディア運営へ、どのようにステップアップされたのですか?
設計施工部門でしばらく経験を積んだ後、社内で立ち上げたばかりの建築やインテリアに関するWebメディアを引き継いでほしいということで、プラットフォーム開発部門から声がかかりました。もちろん未経験の仕事だったので、手探りでのスタートでした。まずはWebサイトの認知度を高めるために記事のディレクションから着手しました。前例や見本がない中でさまざまな資料を読んだり、Webサイトづくりの参考書と首っ引きになりながら、とにかく訪問者数を増やすことを目標において取り組みました。
素人ながらもがき続けていくうちに努力が成果に結びつき、サイトのアクセス数も徐々に伸びてきたタイミングで「このメディアでどうマネタイズしていくか」という次のフェーズに移りました。さまざまな検証を重ねた結果、メディアを訪れる建築業界の方々と、建築業界での経験を持つ人材を求める企業とをマッチングさせる人材紹介事業を立ち上げることになりました。

さらに新たな領域へのチャレンジですね。
それまでの私の営業経験といえばセミナーで話すことが中心で、何かを売ってご契約をいただくという経験はほとんどありませんでした。不安も大きかったのですが、「やるしかない」と覚悟しました。事業計画の申請から始まり、転職希望者と面談するキャリアアドバイザー業務や求人企業を開拓するリクルーティングアドバイザー業務のすべてを担当しました。
幸いなことに事業を管轄する部長が非常に優秀な方で、その方から多くのことを学びながら取り組むことができました。また、私自身も採用される側の気持ちや採用する企業側の事情をこの事業を通して深く理解することができました。おかげさまで事業は軌道に乗り、2期目で1億円規模にまで成長しました。これは私にとって何物にも代えがたい成功体験になり、「社会にどんな価値を提供できるか」「自分たちの強みは何か」を突き詰めて考え、事業をグロースさせていく視点が自分の中に深く根付いたと感じています。
入社経緯

良いギャップこそが入社の決め手に
素晴らしいご経験をお持ちですが、転職を考えるようになった背景は?
一番のきっかけは夫の転勤でした。ゼネコンに勤めており、数年おきに国内外の拠点を異動する生活で次は北海道かもしれないし、海外かもしれないという状況でした。前職での仕事は大好きで事業にも愛着がありましたが、オフラインでの業務が基本だったため転勤に合わせて移住の選択をすることが難しかったのです。
自分自身が28歳を迎え、今後のキャリアを長期的に見据えたとき「3年ごとに転職して、そのたびにゼロからキャリアを再構築することは辛いな」と思いました。仕事も家庭もどちらも諦めたくないので、場所を選ばずに長く働き続けられる環境で、自分のキャリアをしっかりと積み上げていく必要があると強く感じました。そこで必然的に「リモートワークが可能で、かつ成長性の高い業界」という軸で転職活動を始めることに。自然とIT企業を選択する優先度が高まっていきました。
DATUM STUDIOとの出会いは何がきっかけでしたか?
求人媒体を見ていた時、偶然見つけ直接応募しました。
IT業界についてはあまり詳しくありませんでしたが、ビジネスの現場に身を置いていたおかげでデータ活用やAIの進化が単なる業務効率化の実現ではなく、企業の競争力そのものを左右する時代になるのだろうと肌で感じていました。
それだけに企業のDXを根幹から支え、ビジネスの成長に貢献するというDATUM STUDIOの事業内容は、前職で「課題を価値に変えて事業を成長させる」という自分の経験や想いと通じる部分があると感じました。そうした会社で自分の経験を活かせるポジションは何かと考えたときに、人事、なかでも採用の仕事なら活かせるのではと、リクルーターの求人に応募しました。

選考過程におけるDATUM STUDIOの印象はどのようなものでしたか?
Webサイトなどから受けた事前の印象はプロフェッショナリズムやスペシャリスト集団というイメージで、IT業界未経験の私は通用しないかもしれないと思っていました。ところが実際に選考がはじまると、その印象は180度覆されました。面接を担当いただいた方が非常にフランクで話しやすく、自己紹介や雑談から入ってくださったおかげで、とてもリラックスしてコミュニケーションを取ることができました。
面接官が厳しい方だったらどうしようと身構えていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。外から見たクールな専門家集団というイメージと、実際にお会いした方々の温かくて柔らかい人柄の“良いギャップ”が何よりの入社の決め手になりました。この会社ならきっと自分らしさを価値に変えて働けると確信し、内定をいただいたら迷わず入社しようと心に決めていました。
DATUM STUDIOでのやりがい

未経験でも安心の環境と、その先に見据えるキャリアビジョン
あらためてDATUM STUDIOの働く環境について率直な感想をお聞かせください。
入社前に抱いていた“良いギャップ”は間違いないものでした。特に印象的だったのはリモートワークを取り入れた働き方でありながら、チーム内のコミュニケーションが非常にスムーズで、心理的安全性が高く保たれている点です。新しい環境に飛び込むにあたり、業界も職種も未経験という状態でスタートしましたが、不思議と焦りや孤独を感じることはありませんでした。困った時にすぐに相談できる環境が整っており、チームメンバーが互いにサポートし合う文化が根付いているからだと感じています。個々の意見が尊重され、安心して発言できる雰囲気があるので、未経験の私でも臆せず積極的に業務に取り組むことができます。
加えてチームの皆さんからの惜しみないサポートにも深く感謝しています。入社して間もない頃、右も左も分からなかった私ですが、オペレーション担当者のOJTにより、業務のイロハを丁寧に指導いただいたおかげで、基本的な業務の流れや社内システムの使い方をスムーズにキャッチアップすることができました。
その後、現在のチームリーダーが加わってからはカジュアル面談の進め方や候補者の方とのコミュニケーションの取り方など、より実践的で専門的なスキルを学ぶ機会が増えました。チームリーダーは常に私の疑問に耳を傾け、具体的なアドバイスやフィードバックをくださるので、一つずつ着実にできることが増えていると実感しています。

DATUM STUDIOには新しく加わったメンバーを全員で支え、一人前のプロフェッショナルへと成長させていこうという文化が根付いています。困ったことがあればSlackで質問を投げかけると、驚くほど迅速かつ親身な回答が返ってきます。私自身も、まるで自分のことのように一緒に悩み、解決策を考えてくれるチームメンバーに心から感謝しています。
特に印象的だったのは、入社当初「早く成長しなければ」と気負いすぎていた私に、上長が「無理しなくていいよ。自分のペースでやれることを増やしていこう。」と声をかけてくださったことです。その言葉が心の重荷をすっと和らげてくれ、「焦らず自分のペースで着実にスキルアップしていこう」と思えるようになりました。こうした温かい配慮があるからこそ安心して業務に取り組むことができ、日々の成長を実感できるのだと思います。
DATUM STUDIOで描く未来
人事として、どのような視点で採用候補者と向き合っていますか?
スキルや経験はもちろん重要ですが、それと同じくらい「共創性」を大切にしています。DATUM STUDIOの強みは個々の高い技術力だけでなく、それをチームで共有し、全体の力を高めていくことができる体制と文化にあります。どんなに優れたスキルを持つ方がいたとしても、その知識やノウハウを自分だけのものに留めていては、組織としての成長は望めません。
自分の技術や知見を周りと共有することでチームとクライアントに貢献しながら会社を大きくしていこうというマインドを持った方とぜひ一緒に働きたいと考えています。チームで働くことに喜びを感じられるかどうかが重要だと思っています。
ご自身の今後の目標を聞かせてください。
まずは採用担当として一人前になることが目標です。3年以内には母集団形成や採用広報といった領域も担えるようになり「採用のことはあなたに任せれば大丈夫」と社内外から信頼される存在になりたいです。
その先に見据えているのは、採用という「入口」だけにとどまらない貢献です。入社いただいた皆さんがDATUM STUDIOで活躍し、長く働き続けたいと思えるような環境を創ることを目指しています。具体的には研修制度の設計や、社員のエンゲージメントを高めるための施策の企画・実行などにもチャレンジしていきたいと考えています。

IN FUTURE