
magezine
ヒト・コトを知る
円滑なプロジェクト進行を
影で支える立役者
セールス&アライアンス部
セールス&アライアンスグループ
2022年度中途入社
前職 証券会社にてリテール営業を担当
自己紹介
資格取得を通じてIT知識を深める
前職は証券会社でリテール営業をしており、DATUM STUDIOにはIT未経験で中途入社しました。入社3年目を迎える今、セールスとしてお客さまのニーズに応じたデータ利活用の提案補助、見積もりや契約内容の調整、パートナー企業とのアライアンス活動やリセールフローの整備を担当しています。円滑にプロジェクトが開始できるよう事前準備をするのが、私たちの役割です。
プライベートでは、もともとAIの領域に興味があり、DATUM STUDIOに入社してからITに関する資格取得に向けて継続的に勉強しています。昔から努力して成果を出すことが好きで、趣味の延長のような感覚です。これまでに、ITエンジニアの登竜門とも言われている基本情報技術者試験と、幅広いITの知識が必要とされる応用情報技術者試験に合格しました。現在は情報処理推進機構が実施している、高度試験の合格を目指して勉強中です。セールスの業務に直結するわけではないですが、業界の知識を体系的に学ぶことができたという点で、スキルアップにつながったと感じています。

経歴
金融業界から、データマネジメントの世界へ
今までのキャリアを教えてください。
大学卒業後は証券会社に就職し、約2年半勤めました。その間に担当していたのは、株式や投資信託、債券、保険、相続関連などのリテール営業です。過去に取引があった「休眠顧客」と言われるお客さまを対象に再度の取引活性化を図る業務や、個人顧客と中小企業のオーナーに向けた資産運用の商品提案などを行っていました。
私が新卒として入社した時期がちょうどコロナ禍だったため、対面での営業は思うようにできませんでしたが、セールスの基本はここでしっかり身に付けることができました。
また、100名にのぼるお客さまを並行して担当させていただいた経験により、ゴールから逆算してタスク管理する術や抜け漏れなく同時進行するスキルも習得できました。これは、現在の業務にも大いに活かせていると感じています。
DATUM STUDIO入社の経緯を教えてください。
働く中で、証券会社とは異なる業界に挑戦してみたいという思いが徐々に強くなりました。転職を考えたとき一番に頭に浮かんだのが、データの利活用に携わる仕事です。金融相場は、経済指標やチャートを参考にすることはもちろんですが、「こうなると思う」という“勘”が頼りになる場面も多いのです。しかし、私はお客さまに商品を提案する際、勘をベースに話すよりも、データを駆使してそれを根拠に説明することにおもしろさを感じていました。
例えば、日本人は海外の株式運用を高リスクだと考える方が多い傾向がありますが、チャートをじっくり見てみると、実は長期的には海外株式の方が成長しているケースがあります。そのことをお客さまにデータをお見せしながら説明し、時間はかかりつつも理解いただけたときは達成感を覚えるとともにデータ活用の有効性を強く実感しました。
そこで、業界未経験でもスタートできるデータの利活用に長けたIT関連の企業に的を絞って、転職活動を始めました。企業におけるデータ利活用をワンストップで支援しているDATUM STUDIOであれば、業界や業種、事業領域を問わず、幅広くデータ活用に携われると考えました。また、面接してくださった現在の上長の雰囲気が非常に良く、このような人と一緒に働きたいと感じたのもDATUM STUDIOを選択した大きな理由です。最終的には働いている社員の魅力に惹かれて、入社を決めました。

DATUM STUDIOでのやりがい
地道なキャッチアップで経験の差を埋める
未経験からのスタートですが、入社当時の働き方や業務について教えてください。
統計や機械学習、AIの領域を自主的に勉強するなど、入社前にできるだけの準備をしたつもりでしたが、入社直後は大変なこともありました。扱うプロダクトや技術、プロジェクトの内容以前に、会話の中で出てくる専門用語の意味すらわからない状況だったからです。営業経験はあったため、セールスとしての最低限の仕事はできていたと思いますが、しばらくは目の前のタスクをこなすだけで精一杯でした。
そんな中でも、わからない用語はすぐに調べることはもちろんですが、書籍やWeb記事を読んだり資格の勉強を続けたりと、こつこつキャッチアップを続けた結果、最初は全く理解できなかったデータ基盤構築の大枠がいつの間にか理解できるようになっていました。さらに、入社して1年が経つ頃には、プロジェクトの全体像がある程度把握できるようにもなっていました。そして、IT業界における契約の慣習や営業の進め方も掴めてきたことで自信がつき、日々の仕事がますますおもしろくなりました。
また、前職では出社が基本でしたが、DATUM STUDIOに入社してからはリモート勤務が中心となり、ワークスタイルが大きく変化しました。自分のペースで集中して仕事に取り組めるので、自分が考えるパフォーマンスを最大限に発揮できていると思います。さらに通勤時間がなくなった分、プライベートの時間も確保でき、趣味のアニメ鑑賞をゆっくり楽しんだり健康のために自炊を始めたりと、心身ともに充実した生活が送れるようになりました。
DATUM STUDIOならではのやりがいを教えてください。
セールスという役割上、直接的な部分ではないですが、幅広いプロジェクトや最先端の技術に触れられる点は、DATUM STUDIOならではの魅力だと感じています。新しいものが好きな私にとって、非常に刺激的な環境で働くことができていると思います。また、さまざまな業界・業種のお客さまと関わる機会が多く、幅広いデータ活用の提案に携われていることが大きなやりがいです。転職時に期待していた以上の経験を積むことができ、自身の成長を実感しています。
また、DATUM STUDIOのプロジェクトは部署の垣根を超えてメンバーがアサインされます。プロジェクトごとに異なるメンバーで構成され、チームプレイで仕事を進められる点も、非常におもしろい部分です。前職ではほとんどの業務が個人で完結していましたが、DATUM STUDIOではデータサイエンティストやデータエンジニア、バックオフィスなど、さまざまな部署のメンバーと連携しながら、お客さまにデータ活用の提案を進めていきます。一丸となって提案に取り組んだ大規模プロジェクトの受注が決まったときは、個人で完結する仕事では到底味わえない達成感を得られました。

DATUM STUDIOで描く未来
スキルを磨き、会社の成長に貢献
最後に、今後やってみたいことや実現したいことを教えてください。
DATUM STUDIOはプロジェクトの数が目に見えて年々増加しており、業績、社員数ともに拡大中です。新しい技術を積極的にキャッチアップしていくという組織風土が根付いているため、お客さまの期待を超える価値を提供し続けることができると自負しています。それにより今後もデータ活用の領域において、ますます存在感を高めていくと思います。
会社の成長を支えるために、まずは自分自身のスキルをさらに高めていきたいです。私はDATUM STUDIOにとってのセールスは「縁の下の力持ち」のような存在だと思っています。受注したプロジェクトをフロントに立って進めるポジションではありませんが、私たちセールスがエンジニアやサイエンティストをどれだけサポートできるかが、プロジェクトの円滑な進行に大きく影響するからです。現在私は提案補助という役割を担っており、プロジェクトでのお客さまへのヒアリングや提案は経験豊富なエンジニアやコンサルタントの方々がメインで進めてくださっています。このヒアリングから提案までを自身でも対応できるようになることが、今後の目標です。
DATUM STUDIOのセールスという役割は、入社時点から高度な専門性を求められるわけではありません。入社時点で多くの知識がなくても、「ついていくぞ」という気概を持ち日々キャッチアップを続けていけば、必ず成長できる環境です。また、その成果をしっかりと評価してもらえる組織風土と体制が整っています。ITやデータ活用に関する経験や知識がないからとエントリーをためらっている方も自分の可能性を信じて、ぜひ挑戦していただきたいです。
IN FUTURE