
magezine
ヒト・コトを知る
お客さまを近くに感じる場所で
自分の能力を最大限に発揮する
IoTアナリティクス部
IoTアナリティクス1グループ
2022年度中途入社
前職 データ利活用を提供する企業のデータサイエンティスト
自己紹介
研究に取り組む姿勢が、仕事に対する自身の基盤に
データサイエンティストとしてDATUM STUDIOに入社してから現在まで、お客さまのマーケティングデータの分析、小売店の需要予測やAIモデルの作成、AWSや Google Cloud といったクラウドサービスを活用したバックエンドの構築など、さまざまな業務に携わってきました。現在はクラウドサービスを用いたデータパイプラインの構築を主に担当しています。
大学並びに大学院では、物性物理学を学んでいました。固体や結晶の性質を扱う分野で現在の仕事に直結する内容ではありませんが、計算物理学を用いた研究を通してIT分野とのシナジーを見出していました。研究漬けの日々の中で、一つの課題に対して多角的なアプローチを考えたり試行錯誤を繰り返す気概を培ったりしたことが、現在の仕事に対する自身の基盤になっています。
プライベートでは料理が好きで、毎日自炊を楽しんでいます。動画サイトでおいしそうなレシピを探すことが日課で、最近は料理に飽き足らず調味料まで範囲を広げて、ラー油も手作りするようになりました。この探求心旺盛な性格が仕事にも活かされているように思います。

経歴
プロフェッショナル集団の中で、自身の成長を目指す
今までのキャリアを教えてください。
大学院卒業後は研究者の道に進むか、就職をするかで非常に悩みました。しかし、自分が培ってきたスキルを社会に還元したい、お客さまとの距離が近くに感じられる場所でそれを活かしたいと考え、研究で触れていたIT分野の仕事に就くことを決意しました。
ファーストキャリアに選んだのは、データ分析やシステムの導入を行うDATUM STUDIOと類する企業です。そこには2年半ほど勤め、データ分析や機械学習モデルの構築、バックエンドの開発などに携わりました。お客さまが抱えている課題に対して、データ分析からシステムの実装まで行うという点では、現在と非常に近い業務内容だったため、そこで得た知見と経験が今の仕事にも役立っていると感じています。
DATUM STUDIO入社の経緯を教えてください。
エンジニアとしてさらに大きく成長したいという思いから、その道に精通した人たちと一緒に仕事ができる環境を求めて転職活動を始めました。データ分析をしている、エンジニアのエキスパートがいる、最新技術をキャッチアップし続けている、といった譲れない条件を絞り、最終的に辿り着いたのがDATUM STUDIOです。「技術に対して妥協しない」社風とプロフェッショナルなメンバーが多数在籍していることが私の希望と非常にマッチしており、入社する運びとなりました。
実際に入社してみると人材の豊かさという点において、いい意味でギャップを感じました。例えば、データ分析に関する統計的な手法に精通している人やデータエンジニアとして卓越した技術を持っている人がいます。AIに限らず幅広い分野のプロフェッショナルが集結しており、入社前に想像していた以上に恵まれたメンバーと共に仕事に励んでいます。

DATUM STUDIOでのやりがい
多様な業種のデータに触れ、知見を広げる
DATUM STUDIOならではのやりがいを教えてください。
DATUM STUDIOが支援させていただいているお客さまは、自治体や商業施設、テレビ局やスポーツチームなど、業種が多岐にわたります。そのため、各業界のデータの特性やそれに対する技術的アプローチを幅広く学べることにおもしろさを感じています。前職ではこれほどバラエティに富んだデータに触れる機会はなかったため、プロジェクトごとに新たな発見があり、知見が大幅に広がりました。
また、ビッグデータを扱う案件が多くあるという点も魅力的です。多数のユーザーを抱えるサービスに対して、これまでの経験と知識を活かして技術的アプローチを行うことは、データサイエンティストとして非常にやりがいを感じます。ビッグデータを持っているお客さまの案件に実際に携わることで得られるノウハウは貴重で、そのような機会があることがとてもありがたいです。
もう一つ大きなやりがいを感じるのは、自分の仕事が人の役に立っていると実感できたときです。エンジニアを志した理由の一つに、お客さまとの距離を近くに感じたいという思いがありました。例えばお客さまから、自分が携わったプロジェクトについて「とても満足しています」とお褒めの言葉をいただくと、嬉しく励みになります。
入社から今まで、印象的だったことを教えてください。
特に印象的だったのは、グローバルで事業を展開されているクライアント企業の案件です。私たちが提案した施策や技術的なアプローチが世界中で使用され、効果が波及する様子を見届けることができました。このような壮大なスケールの仕事に携わったのは初めてで、非常に貴重な経験でした。
一方でデータ量が大きくなるほど技術的な課題も増えていくため、当時はその解決策に頭を悩ませることが多かったです。量だけでなくデータの種類も多岐にわたるため、専門外の深い知識が必要とされる場面もありました。その都度メンバーにヒアリングし、ドメイン知識を吸収してサービスに反映するという作業を繰り返して、部署の垣根を越えてチームで一丸となり、プロジェクトの成功を目指しました。
困難も伴いましたが、その分完成したときは大きな達成感を得られ、専門外の知識も多く得ることができました。また、「自分がエンジンとなってプロジェクトを前に進めるんだ」というマインドセットも鍛えられたように感じています。

DATUM STUDIOで描く未来
立ち止まらず、常に高みを目指す
最後に、今後やってみたいことや実現したいことを教えてください。
現在の目標はデータ分析だけでなく、モデル開発やサイエンス、バックエンドやクラウドインフラの構築など、より深い知識と経験を積み、一人でもあらゆる業務を遂行できるエンジニアになることです。まだまだ経験不足な部分もありますが、それを補いながらさらなるステップアップを目指していきたいと考えています。
私がエンジニアにとって最も大切だと考えるのは、好奇心と探求心を持ち続けることです。DATUM STUDIOに在籍するデータサイエンティスト・データエンジニアは、最新の技術やクラウドサービスなどトレンドに敏感な人ばかりで、技術を「知る」ことにとどまらず、それをどのように提案に組み込み、最終的にお客さまの事業価値をいかに高められるか、というところまで常に思案しています。好奇心がありその先にある可能性にワクワクできる方には、DATUM STUDIOはぴったりの環境だと思います。さまざまなバックグラウンドと知識を持ったメンバーがさらに多く集まることで、会社としてもますます飛躍できるはずです。業界の最先端を行く当社で多くのプロフェッショナルと共に、さらなる成長を目指しませんか。
IN FUTURE